宮城県の森林を守り育む「宮城中央森林組合」です。通販コーナーでは、ぬくもりあふれる木工製品の販売も行っています。

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森林組合の概要

 

宮城中央森林組合概要

名  称 宮城中央森林組合
住  所 宮城県仙台市泉区市名坂字万吉前19番地の1


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電話・FAX TEL:022-372-3640
FAX:022-372-8574
設 立 日 平成3年3月1日
組合員数 1,562名
総 代 数 200名
役 員 数 14名(理事11名・監事3名)
職 員 数 15名 雇用作業員数31名
出資金額 62,932,500円
※平成23年12月31日現在

 

 政令指定都市「仙台市」の北西部を占める泉区に所在する組合は、日本三景「松島」を北に、南は福島県境の山元町、西は山形県境、東は太平洋境までと、ほぼ宮城県中部一帯を活動範囲に持つ森林組合です。
 広大な森林資源の奥羽山系から続く緩やかな里山と阿武隈山系の急峻な里山を対象として森林生産・森林整備を事業展開しております。



宮城中央森林組合の運営基本方針

 現代の激動する世界の中で、わが国で木材、取分け林業という言葉が表舞台から消えて久しく、森林組合という森林所有者の集合体も、森林から得られるメリットがとても希少となり、その存在目的そのものも危うくなりつつあります。
 先人が将来を案じ、子孫の為にと流した汗はグローバルな経済の中で、個人財産から万人の共有財産へと価値、認識が推移する一方、森林も長期にわたる投資から育成が放棄され、所有者の世代交代ともあいまって、その価値感は急激に下落しています。
 しかしながら、森林の持続はそれを所有する者にしかできない事ではないでしょうか。持つ者と持たざる者との意識の差は大きいものと思います。
 育成の中から、しぜんと植物の生理を学び、正直な植物の成長反応を観ながら、育ちゆく木々が所有者の一生の間に、経済性だけではない、多様な価値観を与えてくれると信じます。
 古来より私達日本人は四季の変化や、気象の変化、草花や、林木の姿から感性を得て、日本独自の表現で比類のない木の文化を築き上げてきました。
 然るところ、林業という自然相手の職業は、現代の短期的な思考では測れない歴史的・長期的視点でとらえなければ成り立ちえない壮大な職業であると思います。
 私たち宮城中央森林組合はその原点に立ち返り次の方針で事業活動を展開します。

一、 組合は組合員がその所有する森林を活用し、社会的貢献を果たすと共に、森林の持つ公益性、多様性を広く国民に知らす役割を担うと共に、生業としての林業の再生に努めます。
一、 組合は組合員がその組織的有益性を感受できるよう万般において務めます。